投稿

8月, 2025の投稿を表示しています

向き不向きってありますよね。

 「やり方を教えるから、その通りにやってください」という仕事は、職場にせよ家事にせよ、僕は壊滅的に向いていないのでした。独学で学びつつ、失敗を重ねながら最善・最適解を目指す、というのが一番向いているし、もはやそれしかできなげです。  しょっぱなから正解をやらねばならない、とか、正解に近くなくてはならない、とか、とても厳しい。毎度正解をなぞる、というのもすごくきつい。  かといって不真面目というわけでもなくて、いろいろな職場で「真面目」「自分に厳しい」などと褒められたり心配されたりする。「根詰めないでね」などとも何度となく言われてきた。こういうのも、二十歳までの家庭環境による影響が大きかったと思うんだなあ。

新人賞応募作品執筆中。

  応募原稿の執筆をやっています。  進捗状況は、第4章が終わったところで第5章のはじめの書き出しまで手を出していて、そこから少し止まっているのでした。400字換算で78枚目になります。  gooブログのほうでも書いていますので内容が重複するのですが、 このあと、6章目か7章目あたりで(第5章でどこまで書けるかによります)物語の質感やスピード感や流れを変えたいなと考えています。そのために考えていた(頭に浮かんでいた)「月が二つでる」というアイデアがありました。これ自体がトリガーであり、このトリガーのためのトリガーもあるのですけれども、このアイデアは村上春樹さんの『1Q84』のアイデアなのだと思いだしました。といっても、僕はその作品を未読です。なぜ頭の片隅にこのアイデアが記憶されていたかといえば、Eテレでやっていた文学系のテレビ番組でピックアップされていたのを見たからでした。僕の頭に「月がふたつ」が浮かんだのはそのためかもしれないし、それを使わずに済んだのもそのためかもしれないし、という。まあ危なかったですね。  あと、中村文則さんの新作が10月に出るとこないだXのTLで知ったのですが、このタイトルと紹介文とを読んで、かなり僕の執筆中の作品と被ってるな、と思いました。新人賞に応募する作品なので、オリジナリティに唯一性をもたせたかったですが、ちょっと無理でした。中断しようかともちょっと考えたんですが、続けることにしました。質や語るもので勝負します。  このあと、どこかでスピードを上げていかないと、年内に終わりません。初稿のあと、直しや推敲にも時間がかかりそうですし、時間をかけたくもあるので、ぐぐっとふんばっていかないとなあ。  昼間はパソコンが熱をもってひどいので(パソコンが熱を持つに限らず、僕もまいっていますが)、早朝5時台くらいから7時までが執筆時間でした。秋になればまた、状況は変わりますね。